７月２日（土）・８月２８日（日）、江東区・新砂グランド、辰巳グランドにて『２０１１年度 江東区３年生研修大会』が開催され、バディサッカークラブ江東からは、バディＡとバディＢに均等分けし、２チームで出場しました。
２チーム出場は、多くの選手に出場機会を与えると共に、「他の仲間（一部の優れた能力を持った選手）に頼るのではなく、自分がチームの一員としてベストを尽くすことができること」「新たにリーダーシップを発揮する選手が出てきてくれること」「チームが力を合わせて戦うこと」「ＡはＢを、ＢはＡを（仲間を）応援し合いながら戦うこと」を狙いとしています。

全２４チームを８グループに分けての予選リーグでは、両チームとも順当に勝ち点を重ね、自グループを１位で突破し、決勝トーナメント進出を決めました。

「決勝戦で戦おう！」を合言葉に臨んだ決勝トーナメント。バディＡ・Ｂ共に苦しい試合でしたが、１回戦・準決勝戦を勝ち上がり、決勝戦はバディ対決という素晴らしい結果になりました。決勝戦はシステム・出場選手（必ず全員がハーフ以上出場することが条件）・交代のタイミングなどを全て選手達で決めて行うことにしました。全選手が優勝を目標に全力で戦うことができていて、とても良い試合であったと思います。得点チャンスは、お互いに５回程度でしたが、１−１の混戦から最後はＡチームが決勝点を奪うことに成功し、見事に勝利しました。

【Ａチーム 最終日の総括】
Ａチームは、試合の前日まで、この夏に取り組んできた戦い方に不安の残るチームでした。ギリギリまで試合の進め方について勉強しました。
初戦（決勝トーナメント１回戦）の序盤こそ、とまどいが見られましたが、そこを乗り切ると、相手の攻撃に自信を持って対応できるようになり、素晴らしいゴールも決められる良いチームになりました。Ａチームは、この大会のおかげで、とても成長することができました。初戦と決勝戦では別のチームのようです。
ただ、準決勝戦の試合終了２分前に相手に１点差に詰め寄られ、その後も攻め込まれたことは忘れないようにしましょう。相手のゴールは素晴らしかったけれど、油断から生まれたことは間違いありません。最後まで攻めきることを忘れると、あのような試合展開になってしまします。

【Ｂチーム 最終日の総括】
Ｂチームは、試合中に出す声がとても多く、得点が入った時には、全員で喜べる良いチームです。ただ、この日は気持ちが空回りし、プレーに不安が見られ、攻めきることができていなかったように思います。
初戦（決勝トーナメント１回戦）は序盤からプレーに硬さが見られ、試合を優位に進めていても、なかなか攻めきることができませんでしたが、フリーキックから１点奪ったことで助かりました。そこから徐々に気持ちに余裕を持てるようになり、プレーが大きくなっていきました。ディフェンスの選手も攻め上がれるようになり、そこから得点も生まれました。あのような自信を持ったプレーを常に出せるような選手になりましょう。