9月19日(日)・23日(祝)・10月9日(土)、川崎市 はるひ野グランドにて『第1回 東京都夏季低学年ミニサッカー大会(2年生大会)』が開催されました。
今大会は、全48チームがA〜Lの12グループ(1グループ4チーム)に分かれて予選1次リーグが行われ、各グループの1位チーム(12チーム)がM〜Oの3グループ(1グループ4チーム)に分かれて予選2次リーグに進出します。各グループの1位チーム(3チーム)と、ワイルドカード(予選2次リーグ2位チームの中から、1番戦績の良かった1チームを選出)を含めた4チームが決勝トーナメントに進出するといった形式で行われました。
バディサッカークラブ江東はA・Bの2チームで出場しました。
大会1日目。Aチームは2勝1分で1次リーグを無事に突破することができましたが、惜しくもBチームは1次リーグ敗退(1分2敗)。3試合とも、攻めてはいるもののなかなか得点に結びつかず、力を出し切れずに終わってしまいました。
大会2日目。予選2次リーグは、どのチームも1次を勝ち残った強豪ばかりです。苦しい3試合(1勝2分)でしたが、得失点差で1位となり、決勝トーナメント(準決勝戦)に進出を決めました。
【準決勝戦( VS 西新井SC )】
少し間が開いての大会3日目。準決勝戦の相手は、西新井SC。
試合前の選手達は緊張している様子でした。その気持ちはとてもよくわかります。準決勝戦が一番重要な試合ですよね。
でも、「いつも通りにやればいいんだよ。」と言って送り出しました。
前半戦は、予想していた通り苦しい時間が続きました。緊張から体はガチガチ。先制点を相手チームに与えてしまいます。その後もなかなか自分達のペースを作ることができずに前半終了。
全く良いとこなしの選手達に厳しく喝を入れて送り出した後半戦。開始早々にドリブル突破から得点を奪い良い時間帯で1−1のドローに。これで勢いに乗れるかと思いきや、相手選手のクリアボールがスルスルと自陣ボール前にこぼれ、そのボールを押し込まれてしまい、すぐにリードを許してしまいました。失点のタイミングが悪く、なかなか気持ちの上がってこない選手達。「もう駄目か」とコーチが弱気になったその時でした。相手GKのパスをゴール前でカットし、同点ゴール!「このままPK戦か」とコーチはまたもや弱気に考え始めましたが、選手達は全く諦めてはいませんでした。相手のファウルで得たゴール前・絶好の場所でのフリーキック。キッカーはチームで一番キック力のあるK君です。勢いよくゴールへ突き刺さり劇的な逆転決勝ゴール!!!!
「最後まで諦めるな。ベストを尽くせ。」とコーチが選手に教えられた試合となりました。
【決勝戦( VS バディSC世田谷・B )】
決勝戦の相手は兄弟クラブのバディSC世田谷・B。選手達は何も言わなくても気合充分です。
前半、圧倒的にボールを支配するものの、得点を奪うことができずにハーフタームへ。
「とにかく、思いっきりやってきなさい!」とだけ声をかけ、円陣を組んで気合を入れなおし、後半戦へ。
開始直後に相手陣地内でのキックインを得ました。キッカーは準決勝戦で決勝点を決めたK君です。キックインはスローインと同じですので直接得点することはできないのですが、K君にはよくわかっていないようで、ゴールしか見えていません。迷わず蹴ったシュートは、こちらもよくわかっていなかったのか、相手GKの手を弾き、ゴールへ突き刺さりました。
先制点を奪った後には、何度かピンチを招きましたが、GKのファインセーブもあり、1点を死守して試合終了。優勝することができました。
選手のみなさん、優勝おめでとうございます!
今大会は、5人制と人数が少なかったのですが、Aチームの選手達には、この感動を自信にし、これからもチームを引っ張っていく存在であってもらいたいと期待しています。
東八王子FC | 6 対 2 | 勝ち | 予選1次リーグ |
府ロクSC・ファイト | 1 対 1 | 分け | |
烏山北FC | 7 対 0 | 勝ち | |
FCエスペランサ・B | 1 対 1 | 分け | 予選2次リーグ |
FC85オールスターズ | 3 対 0 |
勝ち | |
国立SSS | 1 対 1 |
分け | |
西新井SC | 3 対 2 | 勝ち | 準決勝戦 |
バディSC世田谷・B | 1 対 0 | 勝ち | 決勝戦・優勝 |