6月20日(土)・27日(土)・28日(日)江戸川区・清新第一小学校・篠崎グランドにて『第28回
フェアプレーカップ2ブロック大会』が開催されました。(2ブロックとは葛飾区・江戸川区・江東区の3区を指します)
この学年は、昨年度の3年生2ブロック大会において2回戦敗退(1回戦はシードの為、実際は1試合で敗退)してしまい、その後は基礎を中心に取り組んできました。大会に臨むにあたり、選手達には、「君達はまだブロック大会を1試合しか経験していない弱小チーム。今大会の目標は1回戦突破(1勝)だよ。」と厳しい言葉をかけていました。
大会1日目。1回戦(瑞江FC)、2回戦(清新FC)は順調に勝ち進むことができましたが、それでもコーチは褒めません。「そんなに点を取ったら、次の試合は点が取れないかもしれない。」とか、「次の対戦相手は接戦を勝ち上がってきた手強いチーム。君達はこれまで楽に勝ってしまって、苦しさを経験していないから、次は厳しいだろうな・・・。」などと、とにかく油断させずに、1試合1試合を集中して試合に臨ませることに気を配ってきました。
大会2日目。3回戦(杉の子SC)は結果としては大差となりましたが、選手達が気を引き締めて臨んだ結果であり、4回戦(江東FC)は取って、取られてを繰り返すシーソーゲームとなりましたが、この試合も苦しいゲームも想定しながら試合に臨んだ結果、なんとか勝利することができたのだと思います。
【準決勝戦 (VS ジェファFC)】
まずは昨日(大会2日目)をしっかりと2つ勝てたことに(珍しく)選手を褒め、「だけど、ここで2敗して4位になってしまうのでは、昨日の頑張りが何の意味も無くなってしまうぞ。もう一度、気持ちを高めていこう!やることはいつも通り。別に準決勝だからといって特別なことは無いよ。」と送り出しました。
前半はガチガチの選手達。終始バランスを崩し、こちらのミスから相手にチャンスを与えてしまう場面が多くありました。
「いつも通りっていう話を試合前にしたこと覚えてる?なぜこの試合だけ特別な気持ちでやろうとするの?もう一度言うけれど、特別なことは考えずに、いつも通りにやりなさい。」と送り出した後半戦。落ち着きを取り戻した選手もいれば、なかなかうまく切り替えることができずに前半と変わらない選手もいました。再三のピンチに対し、ポジションを交換してみたり、選手を交代してみたりと、なんとかごまかしてPK戦に持ち込めればといったところでしたが、そう上手くはいかず、終了間際にコーナーキックからヘディングをまんまと決められてしまい、敗れました。
【3位決定戦 (VS フレンドリーSC)】
3位決定戦の相手はフレンドリーSCとなりました。
準決勝戦終了から20分後の試合開始ということで、体力的には厳しかったのですが、変に間延びしない分、しっかりと気持ちを切り替えることができれば逆に有利かなと前向きに考えて臨みました。
都大会(中央大会)への最後の切符を賭けて戦う試合ということで、開始早々は緊張した状態が続きましたが、5分に相手DFとの競り合いからこぼれたボールをしっかりと決めて先制すると、なかなか気持ちの上がってこない相手チームの隙を突いて追加点を重ね、試合を決めることができました。
選手の皆さん、都大会(中央大会)出場おめでとうございます。
でも、これで満足してはいけません。一番大切な最終日(3日目)に、普段は上の学年の試合にも参加している中心選手達が、調子を出せずに苦しんだことは残念でしたが、逆に3年生(1学年下)の選手達が頑張ってくれたことでなんとか掴んだ都大会(中央大会)進出であったように感じています。
都大会(中央大会)は秋ですので、この夏の活動は非常に重要ですね。合宿を楽しみにしていてください!
瑞江FC | 18 対 0 | 勝ち | 1回戦 |
清新FC | 5 対 0 | 勝ち | 2回戦 |
杉の子SC | 4 対 0 | 勝ち | 3回戦 |
江東FC | 3 対 2 | 勝ち | 4回戦 |
ジェファFC | 0 対 1 | 負け | 準決勝戦 |
フレンドリーSC | 4 対 0 | 勝ち | 3位決定戦・第3位 |