１０月８日（月・祝）、１２月１日（土）、江戸川区・篠崎グランドにて『第２５回 体育の日記念少年サッカー大会』が開催されました。（参加チームは第１・２・３・６ブロックの上位３チーム）
今大会は、３チームによるリーグ戦を行い、各ブロックの１位が決勝トーナメント（準決勝戦）に進出するといった試合方法で行なわれます。
バディサッカークラブ江東はＤグループに入り、ブルーファイターズＳＣ（台東区）、三菱養和ＳＣ巣鴨Ｊｒ（豊島区）と対戦することになりました。

【予選Ｄグループ 第１試合（ＶＳ ブルーファイターズＳＣ）】
雨・風の悪天候の中、予選リーグ２試合が行われました。
前半を０−０で折り返した後半、ペナルティエリア内で倒されて得たＰＫをしっかりと決めて先制すると、コーナーからのセットプレーで２点目、相手のＤＦラインの裏を突いた攻撃で３点目と立て続けに得点を重ね勝利することができました。

【予選Ｄグループ 第２試合（ＶＳ 三菱養和ＳＣ巣鴨Ｊｒ）】
前半、相手に上手くポゼッションされ、苦しい場面は多々ありましたが、バディも我慢強い守備で決定的な場面は作らせません。むしろ前半のシュート数はバディの方が多かったと思います。
前半途中から互いにファウルが多くなり（地面が非常にぬかるんでいたので、タイミングがずれてしまったり、滑ってしまったりと仕方の無いものもありますが・・・）、結局、相手のファウルによるＦＫから直接決めてバディが先制しました。
後半も前半同様、ファウルの多い試合となり、両ベンチから「落ち着け！！」「ファウルをするな！！」「審判の判定に口を出すな！！」と言われ続ける泥試合となりました。こうなるともう良い内容は望めません。ただ蹴るだけの守備からは到底追加点の可能性は見えてこず、運が良ければこのまま１点差勝利だけど、同点にされる可能性が非常に高い。最悪逆転される可能性もあるといったパターンです。結果はバディの勝利でしたが、内容は満足できません。対する三菱養和も熱くならずに落ち着いてプレーできていれば、失点を生んだファウルをすることもなく、得点チャンスも十分あったであろう試合であったと思います。

【準決勝戦（ＶＳ 光が丘キッドＳＣ）】
天候不良により順延が続いた決勝トーナメント。予選リーグから２ヶ月近く間が空きましたが、次週（１２月９日）に開催される「住友信託東京カップ」に向けた前哨戦のようなタイミングとなり、選手達は良いモチベーションで臨めていたように感じました。
前半はマークのズレが多く、相手に攻め込まれる危ない場面が目立ちましたが、ハーフタイムにマークの確認と攻撃のポイントを伝えて臨んだ後半は、守備のバランスも良くなり、攻撃も狙い通りの形を作ることに成功し、２−０で勝利することができました。

【決勝戦（ＶＳ ヴァロールＳＣ）】
２ブロック代表チーム同士の対決となった決勝戦。（嬉しいことです）
前半は両者とも、なかなか攻め手を作れずに０−０。
攻撃がワンパターンになりがちであったことと、全体的にポジショニングが守備的になりつつあったことを修正し、後半に臨みました。
後半開始早々に、こちらの左サイドを簡単に崩され、与えてしまったコーナーキックを直接決められてしまい（あれは多分、大人でも防げないでしょう）０−１。その後、相手ＤＦの不用意なＧＫへのバックパスを奪い、１−１の同点（相手のミスからでしたが、前半の反省から、前にポジションをとり、プレッシャーをかけることができた成果であったと思います）。直後にビックチャンスを作るものの、得点できずに（終わってみれば、これが大きな山でした）このまま延長戦に縺れることも予感された終了間際にフリーキックを与えてしまい、これを再び直接決められてしまい、残念ながら敗退してしまいました。

セットプレーでやられてしまいましたが、セットプレーにしてしまった（スローインにもできたボールをコーナーにしてしまった。危険なエリアでファウルを取られた）ことがきっかけであり、そのきっかけの前にも原因（簡単にボールを奪われた。攻守の切り替えが遅れた 等）があります。セットプレーをどう守るかではなく、いかにセットプレーを与えないかを逆算して考えなくてはいけないことを選手達は学ぶことができたのではないかと思います。
優勝を逃したことは残念ではありますが、今やれるベストに近いものは見せてくれたと感じていますし、来週の住友信託東京カップに向けた課題も確認できました。
まだ選手達にお疲れ様は言えませんね。来週も頑張りましょう！！