11月18日(土)・19日(日)府中市少年サッカー場にて『第25回 セガサミーフェアプレーカップ東京都中央大会』が開催されました。
バディサッカークラブ江東は2ブロック第2代表として初の中央大会進出(とはいっても4年生以上は在籍していないので初参加・初出場の快挙です)となりました。
初日は予選リーグ2試合が行われました。
第1試合(VS多摩平SC)。選手達はかなり緊張している様子で止まって自分の近くにきたボールを蹴るだけ、触るだけのパチンコサッカーとなってしまい、普段からテーマとして取り組んでいるボールキープ・ポゼッションする場面はほとんど見られることが無く、大変厳しい内容となりました。(1試合目はそうなるかなと予想はしていましたが・・・)前半、相手に先制点を許し、苦しい展開となりましたが、選手達の気持ちが折れることはなく、後半に入るとミドルシュートから2点を奪い逆転に成功することができました。
1試合目を終えて選手1人1人に試合の感想を聞き、最後に「せっかく中央大会にきてこんなにたくさんの人達が集まってみんなの試合を観てくれているけど、今の試合はベストだった?みんなは『これがうちのチームのサッカーです』、『これが僕の力だよ。』って言えるプレーはできた?」選手達は口を揃えて「いや、こんなもんじゃない!」と言いました。
「みんなはロボットじゃなくて人間だから気持ちが良い時でないと良いプレー、集中したプレーは出せないよね。『頑張った?』って聞かれたら誰だって『頑張ったよ』って答えるに決まってる。頑張っていないなんて言う人はいないと思うけど、『どの位頑張れた?頑張って何を考えて、何ができた?』って聞かれたらどう?もっと考えながらプレーできると思うし、もっと動くことができたんじゃないの?」
そんな話をした2試合目(VS トリプレッタ)は見違えるほど良い内容で快勝することができ、1日目は1位トーナメント進出という嬉しい結果を持って江東に戻ってくることができました。
2日目はあいにくの冷たい雨行われることとなりました。
準決勝(VSヴィトーリア目黒)では昨日の1試合目の反省から、選手達をリラックスさせる為、ウォーミングアップの内容を競争形式にしたりと、緊張し過ぎないように気を配りましたが、これがなんと大失敗!逆にリラックスし過ぎて集中していないところにたてつづけに失点を許し、最悪の展開となってしまいました。試合中に1度気持ちが折れてしまうとなかなか立て直すことはできません。(人間ですから・・・)結果、なんとも不甲斐ない試合となってしまいました。
選手を集中させられなかったのはコーチの責任です。続く3位決定戦(VS小菅SC)はしっかりと戦う気持ちを作ってからラストゲームに臨ませました。
前半は相手の良さをうまく消しながら試合を運ぶことができ、終了間際にはドリブル突破から先制点を奪うという理想的な展開となりました。
しかし、後半に入ると徐々に守備でのマークのズレが生じ始め、相手のカウンター攻撃から再三ピンチを招く場面が目立つようになりました。後半終了5分前に同点ゴールを許してしまい、決着はPK戦へ。両チーム1人ずつ外し、サドンデスに縺れ込んだところで先攻のバディが止められてしまい、残念ながら最後の試合も落としてしまう結果となってしまいました。
バディSC江東にとっては天国と地獄を味わったような2日間でしたが、他チームの方からは初出場での第4位・敢闘賞入賞を称賛していただくこともあり、嬉しい気持ちも残すことができた大会となりました。
選手達には是非来年も中央大会に進出し、今年以上の活躍を見せてくれることを期待しています。
選手のみなさん、そしてご観戦に来られましたご父兄の皆様、寒い中本当にお疲れ様でした。

第25回 セガサミーフェアプレーカップ東京都中央大会 敢闘賞・第4位入賞しました!
多摩平ジュニアSC  2 対 1 勝ち 予選リーグ
FCトリプレッタJr  4 対 0 勝ち
NPOヴィトーリア目黒FC  1 対 4 負け 準々決勝戦
小菅SC  1 対 1
(PK 5 対 6)
負け 3位決定戦・第4位
最終結果 第4位・敢闘賞  大会優秀選手に山岸 瑠くん(10番)が選出されました
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