クラブ理念
第一に、「クラブ」という集団の中で、思いやり・協調性・忍耐力・創造力・自主性等に「心」が養われ、
かつ健康的な身体を形成することを目的に指導をしてまいります。
このクラブでの仲間が、将来にわたって永遠の仲間となれることを目標とします。
中学生世代は、次の特徴があります。
・テクニックの概念を理解し、身につける能力が向上する
・推理的思考が芽生えてくる
・体格が大きくなる
・実質的な力と耐久力が増加する
・実戦に近い環境での練習を提供する必要がある
・試合の様々な側面において解説を始める
指導方針
速いボール・遅いボールへの対処、攻守の切り替え、フィジカルの対応、トリッキーなプレイ等、
サッカーとフットサルのどちらでも通用するテクニックやスキルを習得し、将来Fリーグに所属するような選手の育成を目指します。
【個人】
@ 心にゆとりを持ってプレーできる選手の育成
A 個人の力で局面を打開できる選手の育成
B 柔軟な考え(型にはまらない)を持った選手の育成
【チーム】
@ ボールと人が連動するチームの育成
A 個人での打開が難しい局面をグループで打開できるチームの育成
B 仲間どうしで協力し合えるチームの育成
近年のフットサル事情
フットサルは近年、非常に身近なものとなってきています。
サッカーよりも少人数でチームを組め(1チーム5名)、子供から大人まで、男女ともに気軽に楽しめるスポーツです。
トップレベルにおいては、日本代表が2004年・2008年・2012年と3大会連続でFIFAフットサルワールドカップに出場し、
2012年には初の決勝トーナメント進出(ベスト16)。
2007年には国内プロリーグの「Fリーグ」がスタートし、高い集客を誇っています。
一般世代においては、民間フットサル施設の充実により、レクリエーションとして広く普及をしております。
2005年度の全国高校サッカー選手権大会において全国制覇を成し遂げた野洲高校のプレースタイルは、
まさにフットサルの技術を取り入れたものであり、全国をアッと言わせました。
中学生・小学生世代においては、フットサルの技術をサッカーに取り入れる指導をするチームが増えており、
サッカーとの関連性も注目されています。
サッカーとの関連性
フットサルとサッカーは切っても切り離せない関係にあります。
海外で活躍する世界のトップ選手(特に南米)の多くが、幼少時代にフットサルを経験しています。
彼らのインタビュー記事では、必ずと言っていいほど、今のサッカー選手としての基礎はフットサルにあると答えています。
ラウル・ゴンザレス(元スペイン代表)は、フットサルについて「フットサルの方がサッカーよりスペースが限られている分だけ、
さらに判断力が求められる。」と言っています。
フットサルの組織
フットサルの組織は独立したものではなく、日本サッカー協会をはじめとする各都道府県のサッカー協会内に、
連盟や委員会という形で存在しています。
東京都サッカー協会の場合、U-18までは「フットサル委員会」、成人は 「フットサル連盟」という組織で、
選手登録の管理や公式戦等の運営を行っています。
ジュニアユース世代のフットサル
日本サッカー協会では、全日本ユース(U-15)フットサル大会を主催しています。
フットサル個人登録をすることにより、その選手たちはチームを組んで、都道府県別の予選大会から出場することができます。
また、東京都サッカー協会では、東京都ユース(U-15)フットサル大会を主催しています。
この大会も、フットサル個人登録をしていることにより、その選手はチームを組んで大会に参加できます。
チームとしての登録制度がなく、加盟の審査等もないので、公式戦にも初年度から参加できます。
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